スライドの書き出しの多くは、PDFの皮をかぶった画像です
画像化されたスライドは、一見すると問題なく見えます。ところが誰かが一文を選択しようとしたり、ファイル内を検索したり、原寸で印刷したりすると、文字はぼやけ、コピーは効かず、配布資料は画面で見たときより紙のほうが見劣りします。
できること
- 本物のベクターテキストと図形。選択でき、検索でき、どれだけ拡大してもくっきり
- フォントをファイルに埋め込むので、そのフォントが入っていないパソコンでも同じ見た目
- LaTeX数式を、画像の貼り付けではなく正しく組版
- グラフや表も、スクリーンショットではなくベクターで書き出し
- 配布資料にも、保存用にも、印刷にも使える、1回の書き出し
ベクターテキストと、スライドの画像の違い
| MosraのPDF | 画像として書き出したスライド | |
|---|---|---|
| テキストの選択 | できる | できない |
| PDFリーダーでの検索 | できる | できない |
| スクリーンリーダーでの読み上げ | できる | できない |
| 拡大したとき | くっきりしたまま | ぼやける |
| フォント | 埋め込み | ピクセルに焼き込み |
| テキストの多い資料のファイルサイズ | 小さい | 大きい |
使い方
- 1
資料を作る
テキスト、画像、グラフ、数式など、教材に必要なものを何でも。
- 2
書き出しを開く
PDFは書き出しの一覧のいちばん上にあります。設定することは何もありません。
- 3
印刷する・共有する
ファイルは文書として振る舞います。実際に文書だからです。
できないこと
- PDFは静的な文書です。アニメーション、トランジション、動画、インタラクティブな問題はPDFで表現できないため、スライドは静止した状態の見た目で書き出されます。
- タグ付きの、WCAGに準拠したアクセシブルなPDFではありません。テキストが本物のテキストなので大部分は満たしていますが、読み上げ順序や見出しの構造はまだありません。
- PDFで表現できない効果は、省かれるのではなく画像化されます。ページの見た目は正しいまま、その部分だけがベクターではなくなります。
よくある質問
PDFからテキストを選択してコピーできますか?
はい。テキストは画像の一部ではなく本物のテキストなので、選択、コピー、全文検索がすべて使えます。LMSや文書管理システムの中での検索も同様です。
フォントはどうなりますか?
ファイルに埋め込まれます。そのフォントをインストールしていないパソコンで開いても、デザインしたとおりの見た目で表示され、フォントが勝手に置き換わって驚くこともありません。
数式は書き出し後も崩れませんか?
崩れません。しかも画像ではなくテキストとして残ります。LaTeX数式はPDFの中で組版されるので、印刷しても拡大してもくっきりしたままです。
関連する機能
PowerPoint
手元の.pptxを持ち込んで、そのまま持ち帰る
今ある資料を読み込み、ブラウザで作業して、好きなときに編集可能なPowerPointに書き出せます。どこにも閉じ込められることはありません。
動画書き出し教材を動画として届ける
MP4またはWebM、最大4K。アニメーションもトランジションも、設定したとおりに。画面録画も、タイミングの調整し直しも不要です。動画はパソコン上でレンダリングするため、この機能はブラウザではなくデスクトップアプリにあります。
eラーニング書き出しプレゼン資料をSCORMパッケージに
資料のデザインは一度だけ。あとは、LMSがすでに読み込めるパッケージを書き出すだけです。同じ教材を別のオーサリングツールで作り直す必要はありません。